Kindleのいいところーその2  「更新・修正通知機能」

昨日は、「返品・返金」機能について書きました。

とはいえ、『税理士試験ー替え歌暗記法』は返品目的で書いたわけではありませんので、少なくとも、合格までは役立てていただきたいと思います。


さて、今日は「Kindleのいいところーその2  更新・修正通知機能」です。

 

Kindleサポートに問い合わせたところ下記のような回答がありました。

 

「Kindle ダイレクトパブリッシングにお問い合せいただきありがとうございます。

出版済みの本を更新してお客様に通知することができます。修正の詳細をこちらまでお送りいただき、コンテンツの変更を読者の皆様にMy Kindleを通して通知いたします。」

 

 

昨日の返品機能も「電子書籍ならでは」でありますが、更新通知機能は、まさに「電子書籍ならでは」のものです。
どういう機能かといいますと、すでに出版した本に対して著者が加筆・修正をした場合、そのことを購入者に対して通知することで、購入者は無料で最新版の本をダウンロードできるようになるというもののようです。
つまり、『税理士試験ー替え歌暗記法』について今後、実践した方から、実践した上でのさらなる工夫が寄せられて、良いと判断したものを本に再収録して『税理士試験ー替え歌暗記法 第2版』として修正アップロードした場合、著者が購入者に対してamazonを通じて通知を行い、購入者は修正版を無料でダウンロードできるということです。

『20××年度版 税理士試験ー替え歌暗記法』というタイトルにしなかったのは、そのためです。

税理士試験対策の本として、究極的に完成させていければと考えていますので現時点では毎年の試験傾向に合わせて加筆・更新していければと考えています。Kindleの機能のおかげで「情報発信」によって購入者を官報合格まで応援できそうです。

会計基準や法令集については、「2010年当時の法令はどうなっていたのか」と過去の規定を知る必要がある場合があるので、必ずしも更新されてはいけないものです。

一方で、受験対策の書籍は(amazonのこうした機能を利用しつづけることができるのであれば)4月の法改正等に無料で対応できたうえに、残念ながら不合格という結果になってしまった場合でも、翌年「持っている本と9割同じ暗記用教材を再購入」という追い打ちをかける悲しい思いを避けられる書籍を出版できるということです。
 

 

受験生のニーズを考えると出版形態はいずれは変わっていくのかもしれません。

 

今日は以上です。

その3は、また明日。明日は「本がかさばらない」です。

 

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