暗記のコツ

税理士試験に限らず、難関資格といわれる国家試験に挑む人たちは、たいてい暗記に苦労していると思います。

 

「難関資格」に関係する暗記や記憶術の本というのは本当にたくさんあります。効果のほどはわかりません。

「暗記している」「暗記していない」

暗記するという作業自体は、面白くないと感じる人が多いと思います。

 

それで、課題のつらさや過酷さのために、「暗記する」ということについて「覚えた」か「覚えていない」ということだけでとらえてしまうことがあります。

 

しかし、税理士試験についていえば、1年間勉強してきた人であれば、一生懸命暗記したものが、テストできちんと書けないときに「覚えてない」ということはほとんどありません。

 

模範解答を見て思うのは、「覚えてなかった」ではなく、「思い出せなかった・・・」です。

 

模範解答をみて、一度も見たことがない文章であることはほとんどありません。学校の試験についても、おそらくほとんどの人がそうだと思います。

脳の潜在能力

人間の脳には、はかりしれない潜在能力があることが知られています。

わたしたちは、通常、その能力を発揮できません。

 

しかし、中には、見たり聞いたりしたものを、一回で完璧に再現できる記憶力の持ち主がいます。

 

個々の人によって能力に差がありますが、結局は人間の脳であることに変わりはありません。暗記の天才の脳にだけ外付けハードディスクがつけられるわけではありません。

 

つまり、人間の脳にはそれだけの情報を収める能力があるということです。

 

となると収めた情報を引き出すことができないということが暗記にとって大きな障壁であることがわかります。

インデックスのないネット情報のようなものです。

アプローチの仕方

それで、『税理士試験-替え歌暗記法』では、一言に「暗記する」ということだけでなく、「思い出しやすくする」というアプローチの仕方も取っています。

 

具体的に言うと、

「覚えている」か「覚えていない」か

というとらえ方ではなく、

 

「覚えた」か「覚えてない」か

に加えて

「思い出せる」か「思い出せない」か

というとらえ方をします。

 

前者の考え方では、暗記のためには

「覚える」ための努力や工夫をいろいろするというアプローチになります。

一方、後者の考え方では、暗記のためには

「思い出せる」ための努力や工夫をいろいろするというアプローチになります。

さまざまな暗記法

それで、いろいろな暗記法がありますが、「覚えやすくするための方法」なのか「思い出しやすくするための方法」なのかで見分けることができます。

 

「覚えやすくするための方法」

音読、書いて覚える、速聴、五感を使って覚える

 

「思い出しやすくするための方法」

上記の方法の反復による記憶、ゴロ合わせ、場所や物語等との関連付け、替え歌暗記法

『税理士試験-替え歌暗記法』

『税理士試験-替え歌暗記法』では、税理士試験の税法科目の理論暗記において、

「どうやったら覚えやすいか」

「どうやったら思い出しやすいか」

というコツがいろいろと収録されています。

『替え歌』自体がちょっとした工夫ですが、ほとんどすべてだれでもできる「ちょっとした工夫」の積み重ねです。

難しい特殊な人にしかできそうもないことは、一つも出ていません。(暗記スケジュールプログラムだけは、自力で行おうとするならPCの技術が少し必要だと思います。)

 

ただ、自身の経験として、その「ちょっとした工夫」に気づくのが大変だったので、一冊にまとめました。実際、長文の暗記に「替え歌にすればラクだ」ということに何十年もの間、税理士試験の受験業界は気づきませんでした。

 

それぞれの人によって、いろいろな壁があると思います。

 

あなたは「覚えられない」タイプでしょうか?

それとも「思い出せない」タイプでしょうか?

 

自分にあった「暗記のコツ」を見つけるのは大切なことです。